homeをNASに移行した真の目的は、研究室ネットのメインサーバの入れ替え。実はだいぶ前から入れ換え用にPCを用意してOSもインストールしてみているのだけど、入れ換え時に/homeとそのバックアップ先をどこに置くかとか考えたり、移行時にいろいろ神経使うのが面倒だなぁということが心理的なハードルになってメインサーバの置き換え作業が進んでいなかった。NASにhomeを独立させたので、とりあえずその辺の迷い所はなくなった。
仕事に余裕の出てくる2月にはいよいよメインサーバの置き換えに進みたい。
というか、1月は仕事が押してるのでこの手の余計な作業はもうこれ以上しないことにしないといけない。
(メインサーバ(rilke)はこれまで2度ほど匡体を交換しているものの、中身のOSは2002年に最初に導入したLinuxをいろいろメンテしながら使ってきている。さすがにそろそろOSを交換してリフレッシュしてもよい時期である。)
(2010.01.07)
まず、rootパスワードを聞かなくては、と思ったら、「sudo passwd」で設定できた。(アカウントは管理者権限で作っておいてもらっていたからと、rootパスワードがもともと設定されてなかったからか??)
次にNFSを使ってLinuxサーバにあるホームディレクトリをマウントしないといけない。が、これが大苦戦。昔のメモ(2002年の雑感)によると、Netinfoというツールを使うと書いてあったのだけど、これがこのバージョンのOSにはついてないらしい。で、いろいろ調べた結果、ディレクトリユーティリティーというのを使うらしい。「マウント」というタブの中でNFSのサーバとマウントポジションの設定をする。
このときに、NFSマウントの情報を書き込む項目に例がついていて、それを真似て書くのだけど、ここに落し穴。マウント先の例が「/Volumes/sales」となっていたので、/Volumesの下に設定するのがマナーなのかと思って/Volumes/rilkeをマウント先にしてみたら、ターミナルからはマウントされてることが確認出来るのに、Finderではどうしてもその場所を見ることができない。 それでまたまたいろいろと調べてみた所、/Volumes以下はFinderからは見えないらしい。/mntを作って/mnt/rilkeというマウント先に変更したらあっさり解決。
と、思いきや、まだ問題があった。というのは、ユーザIDが違っていて自分のファイルにアクセスできない。アカウント作成時にユーザIDを指定するオプションも見当たらないのでアカウントを作り直すという手も使えなさそう。と、しばらく困っていたが、またまたいろいろと調べた結果、システム環境設定のアカウントの項目を開き、Ctrlを押しながら自分のアカウントをクリックすると「詳細オプション」というのが出てきて、これを開くとユーザIDを変更できることが判明。これで正しいユーザIDに変更してやっと完了。ホームディレクトリ内のファイルのユーザID変更はやりかた分からなかったので、ターミナルからfindコマンドで全部chownして修正。
(2009.4.10)